京都店 藤井です。

今回も髪の毛の話。
疎水というのをご存知でしょうか?
疎水は、毛髪でいうとph4.5〜5.5(弱酸性)、水分の含有量が11〜14%の状態をいいます。
この状態が毛髪にとって一番良い状態でカラーの色持ち、パーマのかかり具合・持ち、トリートメントの効き具合・持ちに影響してきます。
カラー、パーマ後に毛髪を疎水の状態に戻してあげるには、残留アルカリ・過水除去、バッファーなどをしてゆっくりとphを戻してあげる事が重要です。
毛髪の水分は、11%以下になると乾燥し静電気がおきバサバサした状態になってきます。水を含むと乾き難く乾燥すると広がったりします。
疎水の状態に戻してあげる事で髪の毛が呼吸しているように、乾燥していれば空気中の水分を取り込み、水分が多ければ外に出してくれる状態にするのが理想です。
洗い流さないトリートメントなどの油で被ってしまい見た目だけ綺麗にするのではなく内側からの状態をケアしてしていくのが重要なんですね。